住宅の断熱改修や耐震化、自然素材を使用したリフォーム、リノベーションなら季美の住まい株式会社へご相談下さい。 | 気密性・断熱性・耐震性にこだわる注文住宅

大規模なリフォームやリノベーション、中古住宅を購入してリフォームするなどの場合、必ず将来を見越した計画性のあるリフォームを行いましょう。

例えば現在３０歳の人が築３０年の中古住宅を購入し、リフォームを行うとします。

その後３０年が経過して６５歳で定年を迎える頃、建物は築６５年を迎えています。

さらに人生１００年時代と呼ばれる現代では、定年後も３０年、４０年と人生が続いていきます。

このように長い人生の中で、その購入した建物は人生の終わりまで安全に過ごせる建物となっているでしょうか？

現在、戦後の日本の建物の平均寿命は約２７年と言われています。

これはハウスメーカーなどにより高度成長期に低品質な建物を大量生産した事が原因の一つであると考えられます。

中古住宅を購入して内装、外装を小ぎれいにして生活する事は十分可能だと思います。

しかし、それだけでは３０年後、４０年後に建物自体を取り壊さなければならないと言う事にもなりかねません。

そうならない為にも、リフォームした後に、どのような生活を行いたいか？いつまでこの家に住み続けたいか？など将来の事を考えた計画性のあるリフォームを行う事をお勧めします。

ここ数年で住宅の性能が飛躍的に向上している部分は、やはり断熱性能であるといえるでしょう。

断熱材や窓の性能だけでなく、断熱材の正しい使用方法により、断熱材本来の性能を発揮させるなど施工方法も確立してきています。

特に北海道や東北の寒冷地ではなく、関東以西の温暖な地域ほど、断熱の施工は遅れていましたので、比較的築浅な建物でも、現在の建物よりも断熱性能がかなり劣っている建物も少なくありません。

もちろん現在お住いの建物が古くなりリフォームをお考えの方にも、当然、同じことが言えます。

現在日本では交通事故で亡くなる方よりも、家の中の温度差によって引き起こされるヒートショックで亡くなる方のほうが、約４倍だと言われています。

リフォーム後に快適に生活する為に、また健康的な生活を維持する為にも、大規模なリフォームを行う差には、断熱改修の工事も併せて行う事もご検討下さい。

築年数が古い建物の大規模リフォームや中古住宅を購入してリフォームする時、やはり気になるのは建物の耐震性だと思います。

今後３０年以内に南海トラフ地震が起こる可能性も７０～８０％と言われており、やはり大規模な地震に対しての備えも必要となってきます。

しかし通常、建物の耐震工事を行おうとすると、既存の壁を取り壊して筋違を入れる等、大規模な工事を行う必要があります。

その為、大掛かりなリフォームなどを行う際には、先々の事を考え、同時に耐震化の施工を合わせて行う事をお勧め致します。